特集【省エネルギー】 環境先進国英国2

環境先進国の1つ、英国の取り組みをみてみましょう。

教育の現場から

英国では、子ども向け環境教育を専門に行うNPO(非営利団体)が、毎年約100校で年300回も無料で出張授業を行う例が人気を呼んでいます。この人気の秘密は、授業の進め方にあります。一方的に講議をするのではなく、質問をして子どもの興味を引き、そして考えさせる。これが人気に繋がっています。
子どもの頃から環境を意識し、考えることを習慣づけることは、長い目で見た時に環境保全に大変有効です。
また、こういったNPOが無料で授業を行うことができる背景には、企業の寄付があり、地域社会が一体となって、環境問題に取り組む姿勢がうかがえます。日本でも2002年4月から小中高校で始まった「総合的な学習の時間」などの参考になるのではないでしょうか?

グリーンコンシューマーになろう!

グリーンコンシューマーとは、環境に負荷の少なくなるように買い物の選択をする消費者の事を言います。日本では、「グリーン購入」として耳にしたことがあるかもしれません。
1988年に英国で発行された「ザ・グリーンコンシューマー・ガイド」(ジョン・エルキントン、ジュリア・ヘイルズ共著)が、この運動を世界的に広げるきっかけになったといわれています。アメリカ、カナダ、オーストラリア、北欧4ヶ国、ドイツ、オランダ、イタリア、スペイン等で続々出版され、世界的ベストセラーとなりました。
興味深いことに、英国ではこの本の出版により、業界1位と2位のスーパーマーケットの売り上げが入れ替わりました。これは、ガイドを見た消費者がお店を選んだ結果です。
小さな一歩ですが、まずは「意識する」そして「実行する」ことが大切なことです。

英国大手ガラスメーカー、政府に温暖化防止を提案

英国ガラスメーカーに、世界3大ガラスメーカーに数えられるピルキントン(Pilkington)社があります。フロートガラスを開発したことでも有名な同社は、地球温暖化防止を訴えるキャンペーンを実施し、政府に対しても建設基準の改正や官公庁への複層ガラス導入を求めるなど、環境活動への取り組みを積極的に行っています。

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