私たちの身の回りにあふれている家電。その中にも近年消費エネルギーなどに配慮した環境にやさしい家電、いわゆるエコ家電といものが出始めています。住まいに自然エネルギーを上手に活かしつつ、エコ家電を取り入れることで、地球と共存できる暮しを、さらに一歩進めることができます。
購入、買い替え時の参考にしてください。

キーワードは「エコロジー」

ここ数年、家電業界は環境へ配慮した製品を次々と発表しています。テレビCMなどでも「エコロジー」「省エネ」を謳ったキャッチコピーを目にすることが多くなり、業界全体で環境問題に取り組んでいることがうかがえます。又、省エネ製品は環境に配慮していることはもちろんですが、実は使い勝手もよく、電気や水道水の使用量も控えられることから公共料金も抑えられ、地球にやさしいだけでなく家計にもとてもやさしいのです!
自然エネルギーとこういった省エネ製品の組み合わせで、一挙両得の省エネライフを楽しみましょう!

上手な家電選びを!~省エネラベル~

家電製品やOA機器が「省エネ法*」の省エネ基準をどの程度達成しているかをラベルに表示する制度があります。消費者が製品を選ぶ際の省エネ性能の比較に役立つことを目的としており、対象製品を購入する際には、このようなマークを参考にして地球にやさしい「上手な選び方」をしたいものですね。

※省エネ法・・・平成11年4月に施行された改正「エネルギーの使用の合理化に関する法律」
テレビ、エアコン、自動車などの特定機器のエネルギー消費性能を向上させるため、「各々の製品において消費効率が現在商品化されている製品のうち最も優れているものの性能以上にする」という世界一厳しい「トップランナー方式」の考え方で、機器毎の省エネルギー基準が作られている。
日本は、省エネ法により各分野で事業者が取り組むべき内容とそれを支援する施策が定められており、省エネルギー対策を積極的に進めようとしているのです。

ガラスにおける省エネラベル

2006年の改正省エネ法に基づき窓・ガラス・サッシそれぞれの断熱性の表示制度が始まりました。現在は、ガラスとサッシ一体で窓としての断熱性能を「★」マークの数で表示しています。最高等級の「★★★★」は熱貫流率が2.33[W/㎡・K]以下の窓となります。

家電・OA機器選びに役立つラベル

省エネ性マーク
  • 省エネ性マーク[達成:グリーン]達成:グリーン
  • 省エネ性マークについて[未達成:オレンジ]未達成:オレンジ

家電製品等*が「省エネ法」の省エネ基準をどの程度達成しているかをラベルに表示する制度です。消費者が製品を選ぶ際の省エネ性能の比較に役立つことを目的としています。通常省エネ性マークの色は橙色ですが、省エネ基準を達成している場合はマークを緑色で表示することができます。表示方法等についてJIS規格が制定されています。

テレビ/エアコン/電気冷蔵庫/冷凍庫/蛍光灯機具/電気便座/ストーブ(ガス&石油)/ガス調理機器/ガス温水機器/石油温水器機

※追加品目ではいわゆる家電製品でない機器が加わったため、従来のように「家電製品」という言葉が使えなくなり、「家電製品等」ないしは「家庭用機器」というような表現の仕方をしています。

国際エネルギースターロゴ

OA機器の待機時の消費電力に関する基準を満たす商品に付けられるマークです。米国、日本等が協力して実施している国際的な制度です。経済産業省が運営する制度で、7つのOA機器が対象となります。

コンピュータ/プリンタ/ディスプレイ/スキャナ/ファクシミリ/複写機/複合機

エコマーク

(財)日本環境協会が実施している事業。環境保全に役立つと認められる商品に「エコマーク」を付けることで、環境から見た商品の情報を提供し、環境にやさしく暮したいと願う消費者が商品を選択しやすいようにすることを目的としています。 分野毎に設定された類型基準に基づき、商品を認定します。

類型数 59、商品ブランド数 5,618

http://www.ecomark.jp
OA機器(コンピュータ(ディスプレイ含む)、プリンタ、複写機)が含まれます(家電製品は対象とされていません)。

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